アジア音楽祭2010 in 東京

10月1日~6日の約一週間、

東京都内各所のホールで開催される

「アジア音楽祭 2010 in 東京」の

第一日目 ~アジアのうたごえ~ に

出演させていただきました。

 

左の画像は、音楽祭全体の

およそ80ページにもわたる

プログラムの表紙で、 書は

芸大の現学長・宮田亮平先生のものです。

 

光栄なことに私の出番は1番!

開幕第一声というわけでした。

 

 

 

私が演奏したのは、日本初演

P.Q.ファンというベトナム人の方の、オーケストラ伴奏付き歌曲でした。

 

「孤独の歌」というとても美しい作品から、今回は抜粋でしたが

いつか全曲演奏できないかなー。

 

「初演」というのは、作曲家の頭の中に生まれた音楽を

どんな形で世の中にお披露目できるかという意味で、演奏家の責任は重大だけれど

楽譜を少しずつ読みながら、新しい曲に出会うのは、本当にワクワクします。

心から楽しい時間です。

今回は日本で初めてということで、本当の初演ではないけれど

いつも私たちがしている様な、長年演奏され続けてきた曲を演奏するのとは

また違った楽しさがあります。

合唱では何度も経験してきましたが

歌曲ではなかなか無いことなので、とても貴重な経験でした。

 

ファンさんはとても温厚そうな男性で、

今はインディアナ大学で先生をなさっているそうです。

 

 

唯一残念、というか情けなかったのは

私の英語力の無さ…。

もっと色んなことお話したかった、聞いてみたかった。

こういう時に痛感するのですね。

というより怖気づかずにガンガンいく強い心を持たねばなりません。

 

 

「一期一会」よ、私。

 

 

 

それにしても、会の最後に演奏された

山田耕筰の「鶴亀」

邦楽とオーケストラのコラボレーション。

素晴らしかった。

お三味線、鼓、長唄、オケ。

あんなに心がうずうずするなんて、やっぱり私が日本人だから!?

いいえ、きっと山田耕筰がすごいんです。

もちろん、演奏していたのは日本の邦楽界でもすごい先生方なんですけどね。

あれを聴いた西洋の人はどんな風に思うのか、聞いてみたいな。

 

 

 

ふせ

 

 

 

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コメント: 2
  • #1

    轟く代表 (水曜日, 10 11月 2010 00:39)

    あ、通訳でよければ今度やりますよ(笑)
    英語限定ですけど。

  • #2

    ふせ (火曜日, 07 6月 2011 10:22)

    轟く代表さん、放置ですみませんでした…。
    コメント、ありがとうございます♪
    音楽業界、英語があればほぼ無敵でしょう。
    一流で喋れない人いませんから(爆)
    今度是非こっそり小声でお願いします☆

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