GWの最終日、上野の東京文化会館大ホールで、
第九のソロを歌わせていただきました。
オーケストラは早稲田大学交響楽団のOBの方々。
何と入団資格に“満50歳以上”という規定があるとか!!
15年前に結成し、年に一度初夏に合宿を行って
現役の頃に演奏した曲を中心に演奏するという活動をしていらっしゃるそうです。
ちょうど1年前の同じころ、秩父で行われていたその合宿最終日に
せっかくだからホールで発表しよう!というコンサートがあり
そこへソリストとして呼んでいただいたのが始まりでした。
そして1年越しで、このクラシック音楽の殿堂ともいえる
東京文化会館大ホールでの演奏会が実現したのです!
ソリストとしてこの様に参加させていただくときは
大抵、本番直前に数回(第九の場合は1~2度?)オーケストラと合わせて
すぐに本番、ということが多いのですが
今回の場合はなにしろ昨年同じ曲目を演奏して1年後に再会したので、
オーケストラの音の変化に驚き!!
その時感じた、感動、ドキドキ、わくわくを
私はずっと忘れないでおこう、と心に決めた瞬間でした。
肝心の自分の演奏はというと…
不謹慎かもしれませんが、もうとにかく楽しかった!!
緊張も集中も(アルトがちゃんと聴こえるかどうかも…笑)含めて、
すごく楽しめました。
オーケストラと合唱の皆さんから感じる勢いも、
ソリストの仲間から感じるエネルギーも、
全部が私の歌う力になりました。
それから、第九のソリストをやらせていただくと
私がソロの勉強と同時にやってきた合唱という畑で培った力が
支えになってくれる、いつもそんな気がします。
大事な糧だな、と。
第九のアルトソロは決して目立つ役とは言えないけれど
しっかり縁の下の力持ちになるべく
これからも大事に頑張っていきたい演目です。
打ち上げも楽しかったなー。
ホールホワイエでのレセプションの後の二次会まで
しっかりお邪魔してしまいました。。。
指揮者の方も、楽団の方も本当に皆さん素敵な方々で
すっごく楽しかったです♪
よく飲んでよくよく笑った!
これがまた、なにより次への活力になるわけですけどね。。。
ふせなおこ
コメントをお書きください